今日は楢葉町のゆるキャラの話しをします。
これまで、浪江町の「うけどん」、川俣町の「お手姫様」、双葉町の「フタバくん」、南相馬市の「のまたん」をご紹介させて頂きました。
今日は、楢葉町です。
楢葉町のゆるキャラは「ゆず太郎」です。
ゆずの北限地、楢葉町を PR するキャラクターとして、「ゆず太郎」が誕生したそうです。
お祭り好きなので法被姿。
しおかぜ荘温泉のゆず湯に入ることが大好き。
将来は誰もが知っている立派なゆずになることが夢です。
と云うことです。
そこでゆずについて調べてみました。
学名をシトラス・ユノス、
みかん科みかん属の常緑樹。
柑橘類の1つで、中国揚子江の上流が原産
ということです。
シトラス・ユノス、、かっこいいです。
そして、みかん科みかん属、、なんか可愛いです。
日本には平安時代初期に伝わったそうで、
各地に栽培されて広まったそうです。
飛鳥時代、奈良時代に栽培していたという記載が歴史書にあるそうです。
初夏、5月6月頃に花を咲かせ、
秋、9月から12月に実を結ぶ。
花は、葉のわきに1,2cm 程の白い 5 弁の花を咲かす。
果実は、球形で直径が 4-8cm、重さが約 110g、表面はでこぼこしている。
種が多いモノが多く、酸味が強く、独特の爽やかな芳香を放つ。
みかん属の中でもっとも耐寒性が強く、年平均気温 12C-15C の涼しい気候を適地とする。
そうです。
柑橘類に多い病気にも耐久性があるため、ほとんど消毒の必要が無く、無農薬栽培が比較的簡単にできるそうです。
成長がおそいことでもしられ、
種から育てる場合は、
実が成るまで 10 年以上かかるそうです。
そこで、
「桃栗三年、柿八年、ゆずの大馬鹿 18 年」
といわれているそうです。
他にも
「桃栗三年柿八年、びわは 9 年でなりかわり、ゆずの大馬鹿 18 年」
「桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い 13 年、梨はゆるゆる 15 年、ゆずの大馬鹿 18 年、みかんのマヌケは 20 年。」
なんていうのもありました。
芽が出て、実が成るまでの期間を表していますが、、
何事も成し遂げるまでには相応の年月が必要だと、いう意味だそうです。
ゆずの花言葉は、「健康美」「恋のため息」だそうです。
ゆずの花は、俳句や和歌にも詠まれ、
「柚の花」と呼ばれれば、優美さが賞賛されてきたそうです。
俳句においては、
ゆずの果実は秋の季語、
花は夏の季語、
ゆず湯は冬の季語
だそうです。
冬至のゆず湯は、日本の家庭に今も残る、冬の季節の風習です。
江戸時代、冬至の日に、銭湯にゆずを輪切りにして入れて沸かすゆず湯があったそうです。
ひび、あかぎれなどの予防のためだそうです。
京阪には無かったそうです。
江戸の町は、急激な町づくりが進み、ほこりっぽい状態だったため、毎日お風呂に入ることが、江戸の人々の楽しみだったそうです。
「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかぬ」
と諺もありますね。
冬至の日にゆず湯を用意する銭湯もあるようです。
冬至とゆずの関連は明らかではないそうなのですが、
ゆず湯の習慣は銭湯の登場以来だそうです。
湯治(とうじ)と冬至の語呂合わせで、
身体息災であれば、
融通(ゆうずう)が利く
というこじつけ、とも云われているそうです。
また、
黄色いゆずを太陽に見立てて、
お湯を海に見立てて、
日の入り、日の出に仕立てた遊び、
とも云われているそうです。
そして、
古来、推し湯、というものがあるそうで、
新年の「丁子湯」、
端午の節句の「菖蒲湯」、
冬至の「ゆず湯」
そして、暑中の「桃の湯」
それぞれ、厄除け、お祓いのための縁起湯だそうです。
話しはゆずに戻りますが、
消費量、生産量、ともに日本が最大だそうです。
果実の酸味が好まれて、
果汁は少なく、
主に皮を日本料理の香りづけに使います。
こう見ていくと、
昔から、特に昔は、ゆずが日常に近いところにあったように感じられます。
そして、別名「ユノス」。
ギリシャ神話に出てきそうな名前です。
ので、ギリシャ神話を調べてみました、
が、何も見つかりませんでした。
古代ローマに、ユノという女神様はいるのですが、少しユノについて話します。
ユノは、ギリシャ神話のゼウスの后、ヘラと同一視されているそうです。
ユノは、もともと女性の結婚生活と密接な関係をもつ女神で、
広く女性に崇拝されていたそうです。
その後、レギナという女王の称号のもとに、ユピテル、ミネルヴァ、と並んで、ローマ市のカピトリウム丘のユピテル神殿に祭られる国家的な大女神となったそうです。
なぜここで、ユノの話しをしたのかと言うと、
理由はありません。。。。
こんなゆずをモチーフにした、楢葉町のゆるキャラ、
「ゆず太郎」
覚えていて下さいね。
桃栗三年柿八年、ゆずの大馬鹿は18年。
震災から12年ですね。
桃栗、柿はもう実を結んでいます。
あと、6年で18年、
皆で格別なゆずの実を実らせていきたいです。