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日々のまにまに。私事。ペンペルの詩。福島12市町村。

拝啓、みなみさま。15


今日は、ユリの話しをしたいと思います。

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私の実家の庭にはユリの花が沢山咲いていました。

これは、父が山から取ってきて庭に植えたそうです。

ヤマユリと呼ぶそうです。

又は、笹ユリゆりと呼ぶそうです。。

 

父は、ユリの花が好きだったようです。

他にも、山からいろんなモノを取ってきました。

 

春になると、母は、山菜を採りに山に行きました。

時々、父はメジロを捕まえてきて見せてくれました。

そして、メジロ専用の籠にいれて眺めていました。

 

後は、父は釣りが好きでよく鮎釣りに出かけていました。私もよく付いていきました。

他には、カブトムシやクワガタ、そして、川からは、カニ、カメ、ウナギなどを捕りに付いていきました。

 

川に籠を仕掛けて一日待ちます。

カニ籠と呼ばれるモノで、中にえさとなる生魚を仕掛けておきます。

 

すると翌日、籠の中にカニが沢山入っているのです。

毛ガニと呼ばれるカニです。

 

その籠の中にカニではなくカメが入っているときがあります。

 

そのカメはにがしてあげるのですが、持って帰って飼うこともありました。

 

ウナギは筒状の籠を仕掛けます。

中には入れるけれど、外に出れない仕組みになっています。

台風などで川が荒れた日に、濁流の中、仕掛けに行きました。

こういうときの方がウナギは捕れるんだ、と親戚の叔父さんは言っていました。

 

話しは、戻りますが、ヤマユリのはなしです。

父が山から取ってきたユリは庭に数本咲きました。

そして、私は上京して、父は亡くなり、実家はあるときから、空き家になりました。

 

そして、数年ぶりに実家へゆくと、庭には、数え切れないほどのヤマユリが咲いていました。

私の膝ほどの高さのユリが透き通るような白さで可憐にさいていました。

 

そこで、私は、このユリを東京にもってかえるコトのしました。

5株ほど根っこから取り持って帰りました。

そして、知り合いの方の庭に植えさせてもらいました。

咲くかなー、咲くかなーと、思っていましたが、

翌年、しっかりと根を張り、茎が出て咲いてくれました。

 

知り合いの方の庭は、とても土がよいようで、可憐だったっゆりは、私の背よりも大きくなりおっきなユリをさかせてくれます。

お化けユリです。

 

このユリをみると実家の方でも咲いてるかな、、と想いを馳せます。

 

笹ユリの花言葉は、純潔、威厳というものがあるそうです。

 

花言葉は、見た目や伝説、神話によってつけられていることが多いようです。

 

ユリの花共通している花言葉があり、それが、純潔、です。

 

この花言葉は、ギリシャ神話が由来だそうです。

女神ヘラ、と半人半神のヘラクレスにまつわると言われているそうです。

 

ヘラの乳がヘラクレスの口からこぼれ空に飛んだものが天の川、地面に落ちたモノがユリになったと云われています。

 

天の川もミルキーウェイ、乳の道。

ギリシャ神話がもとになっているそうです。

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