- mad0kara - ( マドカラ )

日々のまにまに。私事。ペンペルの詩。福島12市町村。

拝啓、みなみさま。7 神様のお風呂


皆さん こんにちは。
 
皆さん、お元気ですか?

お母さーん元気ですか?

お父さんお元気ですね。

僕は元気です。



地球に虹を!

あなたに虹を!

インディゴレインボウ!

「この世のどこかに虹をかけよー」

をモットーにお届け致します。

 

最後までお付き合い頂けましたら幸いです。

 

改めまして こんにちは。
皆様、いかがお過ごしですか?


私は、と言いますと、

元気にしておりす。

 

前回、

秋田県 保呂羽山 波宇志別神社へ向ったお話をしております。

そして、保呂羽山にたどり着きました。

鉄の鎖で崖を登り、山頂の波宇志別神社にたどり着き、

そして、また鉄の鎖で崖を下りて、

下山したところまでお話しました。

今日は、そこから、

山の麓のある、

宮司様が居られるという、

お宮を訪ねたお話です。

 

そこで、

「霜月神楽」のお話を聞きました。

 

神様はここでお風呂に入るそうです。

 

というところからですね。

 

保呂羽山の麓にあるお宮は、

波宇志別神社里宮本殿と云われています。

 

ここに、宮司様がおられたり、

普段のお参りに、

皆さん行かれるようです。

我々は、ここを尋ねました。

 

そうです。

知人が宮司様に電話をしたというお話をしましたね。

 

出雲の豆売紀神社には、

神在り月の際に全国の神様が出雲に行かれます。

そして、

出雲大社で会議をして、

またご自分の神社に戻っていかれます。

その時に、

豆売紀神社の神様、下照姫様が、

あまりにも美しいため、

何人かの神様は、

下照姫様に会ってからお帰りになるそうです。

 

その時に、

1番最後まで居られるのが、

波宇志別神社の神様です。

という、言い伝えがあるそうですが、

本当ですか?

 

と、

波宇志別神社の宮司様に電話をしたそうです。

 

そうすると、

宮司様から、

「内の神様はそんな女好きではない」

とおしかりをうけた。

というお話でしたね。

 

その宮司様に会いに行きます。

 

実際にお会いしてみると、

温かく迎えて下さいました。

 

私の第一印象は

 

「天狗だ、、、」

 

でした。

 

実際に神社の拝殿内に入れて頂き、

奥さまが対応して下さいました。

 

そこで、

ここに来た経緯をお話しました。

島根県の豆売紀神社の言い伝えをお話ししたところ、

うちにはそのような言い伝えはありませんよ、、

と、

にこやかに話して下さいました。

 

そして、話しは、

「霜月神楽」のことへと展開してゆきました。

 

「霜月神楽」とは、

保呂羽山波宇志別神社に伝わる神事で、

神様にその年の収穫を感謝して、来年の五穀豊穣を祈る大切な神事です。

 

1200年以上もの歴史を持っていると云われるこの神事は、

湯立神楽と呼ばれ、

お鍋にお湯を沸かして、

夜を徹して、

神楽が行われます。

 

毎年11月7日の夜から8日の朝まで、

一夜限り、

夜を徹して行われるため、

「霜月神楽」と呼ばれ、

 

国の重要無形民俗文化財

にも登録されているそうです。

 

神前に湯釜を据えて、

湯立神事と共に、

神楽を行います。

 

この神事の神楽は、三十三番の神事で構成されています。

神楽舞という舞が奉納されていくのですが、

この舞手は、神職をはじめ、神子によって行われて行きます。

 

この舞手は、

決められた人がずっと行っていくそうです。

 

新しく受け継いだ若い舞手は、

自分が次の代に受け渡すまで続けて行くそうです。

 

この神事に関わる全ての人は、

月の初めから身を清めて、

当日に臨むそうです。

 

 

さて、

我々は、そんな霜月神楽の話しを聞いていたのですが、

その間に奥さまは、

沢山の資料を見せて下さいました。

 

古文書のような巻物がたくさん出ていました。

そして、

湯釜のことも教えて頂きました。

 

神事では2つの湯釜に湯を沸かして行うのそうなのですが、

第三の釜まであり、

神様はどの湯釜に入るのか決まっていると云うことです。

 

壁の上の方に、

第一の釜、

第二の釜、

第三の釜

という文字が書かれており、

 

そこには、第一の釜、。。。神社、。。神社、。。神社。

第二の釜、。。神社、。。神社

と云ったように、

釜に入る、神社の名前が書かれていました。

 

神様は、ここでお風呂に入って行かれるのです、、、

と言われたのか、

自分で思ったのか、

分からなくなってしましました。

 

でも我々の中で盛り上がったのは、

ここでお風呂に入って、

みんなで出雲大社の会議に出席するんだよ。。。

 

と、納得したのか、

そのような説明を受けたのか、

興奮のあまり覚えていません。

 

そうそう、

きっとお釜に乗って、出雲へ行くんだ、

と我々の中では落ち着きました。

 

ジブリの映画でも神様がお風呂に入るものがあったでしょ、、

こういうことだったんだな、

と理解しました。

 

「霜月神楽」の資料映像を見せて頂きましたが、

11月の秋田、雪の中、で行われていました。

 

四方を縄で囲み、

その中で、神楽舞が行われていました。

 

外国の方が多くいらした印象がありました。

 

寒い中みんなで、朝を迎えるのです。

 

神楽にもいろいろあるようで、

こちらの「霜月神楽」は、

神楽舞と呼ばれる、

巫女(神子)が装束を着て舞いをおこなっていました。

 

我々の中では、

神様は、ここでお風呂に入って、出雲へ会議に出かけるんだね、、、、

と云うことで、まとまりました。

 

 

われわれは、

この後、

南下して行きます。

 

その行程は、

主に、

宮沢賢治を巡り、

高村光太郎、

高村智恵子を巡りるもので、

 

また今度、

その話もしましょう。

 

最後までお聞き頂き、ありがとうございました。

 

皆様、元気でお過ごし下さいませ!

では、また来週逢いましょう。

 

地球に虹を、

あなたに虹を、 

iNDi5☆RAiN→ 

 

アビアント!

 

www.mad0kara.com

 

 

スポンサーリンク