シャチホコ門番
ゆりちゃんは驚きましたが、思い切って答えました。
「見せましょう。 見せましょう。
シャチホコさん シャチホコさん
私の気持ち見ていてね。
私の気持ち これくらい
1 2 3 で アン ドゥ トワーーー!!」
ゆりちゃんは シャチホコと同じようにカラダをそらしてアピールしました。
「おーほほほほ これはすごい!!
見ました。
見ました。
あなたの本気。
これは納得 大納得ーーー!!」
洞窟の扉が ゴゴーーー と 開きました。
「さぁ 中にお入りぃぃぃぃ。」
青い鳥の洞窟
洞窟の中は 真っ暗でした。
ところどころ、日の光が差し込んで 光が線をつくっています。
ゆりちゃんは、一歩ずつ中に入って行きました。
光の中に入ってみると 青い鳥たちが寄ってきました。
「やぁ ゆりちゃん、 よく来たね。」
「青い鳥さん 青い鳥さん どうしてこんなに真っ暗なの?」
「ゆりちゃん 世界の秘密を教えてあげる。
ゆりちゃんは青空を見るだろ?
あの青空は 僕たち青い鳥がつくっているんだ。
今は みんな青い空をつくるために出かけているのさ。
だから、
その間は 洞窟は暗いんだよ。」
青い鳥
ブルー スカーイ
ブルー スカーイ
ブルー バード
青い翼を羽ばたかせ
広い空をひとっ飛び
飛んだ後から青空に
百万粒の粒子を切り裂いて
青い空を描いていこう
迷うことは何もない
心の青さを描けばいい
心の清さを描けばいい
一筆に
僕の翼よ
一筆になれ
シャラ シャラ シャラ シャラーーー
つづく、、。