公園
○月×日
ゆりちゃんは、お家の近くの公園で遊んでいました。
そして、おやつにドーナツを食べました。
ドーナツの穴をのぞいてみると、遠くの地面でキラキラ光るものがあります。
「なんだろう・・・?」
近づいて見てみると、それは四つ葉のクローバーでした。
四つの葉っぱをキラキラさせて光っていました。
「わーーーー! 四つ葉のクローバーだぁぁぁぁ!!!」
ゆりちゃんは四つ葉のクローバーを手に取りました。
すると、どこからか声が聞こえてきました。
「ゆりちゃん ゆりちゃん!」
チケット
周りを見回してみると、すぐそばのお花が話しかけていました。
ツメクサちゃんです。
「ゆりちゃん、よく見つけてくれたね。
四つ葉のクローバーは、チケットだよ。
王国へのチケット。
てぃんもちゃちゃぽ王国へのチケットだよ。
その四つ葉のクローバーを、お日様に見せてごらん。
てぃんもちゃちゃぽ王国へ連れて行ってくれるよ。」
ゆりちゃんは、言われた通り、四つ葉のクローバーをお日様に見せました。
すると、
「わぁぁぁぁぁ、まぶしいぃぃぃぃぃぃ。」
ゆりちゃんは、、眩しくて目を閉じてしまいました。
しばらくして目を開けると、ゆりちゃんは別の知らない場所にいました。
さっきのツメクサちゃんが話しかけてくれます。
四つ葉のクローバーの丘
「ようこそ、ゆりちゃん。
ここは、てぃんもちゃちゃぽ王国の入り口。
四つ葉のクローバーの丘だよ。
てぃんもちゃちゃぽ王国は幸せの国。
四つ葉のクローバーは、ここから世界中に広がって行くんだよ。」
つづく、、。