9月
15日(火)
I先生の病院へ。
I先生の病院へは車で1時間程かかるため、移動も辛かったため、今まではご意見だけを頂き、病院は近場で探した。
しかし、結局、はじめかここに来れば良かったね、と皆で笑った。
状況は話してあったので、スムーズに話しが進んだ。
これは必ず治りますから。と、伝えてくれた。
自分では、自分の身体なのに、何が何だか分からない状況になってしまっているが、I先生には見当がついているようだった。安心した。はじめて安心した。
メダカのことを例に出して説明してくれた。
メダカの入っている水槽に大きな魚を入れるとみんな必死に逃げます。ですが、あるとき、突然動かなくなるメダカがいます。必死に逃げて泳いで、あるとき急にプツンと緊張の糸が切れて、動けなくなるメダカがいるのです。ですが、数日、放っておくとまた少しずつ動き出します。
症状の出方は、人それぞれですが、必ず、薬を飲んで、時間をかけていけば治ります、と改めて、伝えてくれた。そして、どうしてこういう状況になったのかを、自分で探して下さい、自分の中で原因が分かることが大切です、と、伝えてくれた。
薬を処方してくれた。
スルピリド 50mg
パロキセチン 10mg
ゾビクロン 7.5mg
スルピリド
胃の働きをよくする作用と、うつ状態を改善したり気分を安定させる作用があります。そのため、吐き気や胃もたれ、食欲不振などの胃腸症状に用いるほか、うつ病、統合失調症をはじめ 心の落ち込み、不安・緊張、いらいら感など いろいろな精神症状の改善に広く使われています。
パロキセチン
国内2番目の選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)。セロトニン系の神経にだけ選択的に働くのが特徴です。この特性により、従来の抗うつ薬に多い口の乾きや便秘、心毒性などの副作用が軽減されます。従来品とは違う新しいタイプなので、第3世代の抗うつ薬とされます。うつ病の主要薬として広く処方されるようになりました。1日1回の服用で済む点も便利です。
同系のなかでもセロトニン再取り込み阻害作用が強く、抗うつ作用と抗不安作用をあわせ持ちます。このため、うつ病にくわえ パニック障害、強迫性障害、さらには外傷後ストレス障害(PTSD)に対する効能を追加取得しています。
普通錠(速放錠)にくわえ、放出制御製剤のパキシルCR錠が発売されました。有効成分がゆっくり放出され、血中濃度の上昇がより緩やかな製剤です。この特性により、吐き気などの副作用が多少軽減されるようです。
ゾビクロン
脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬。
17日(木)
K鍼灸院へ行った。
治療に行ったのだが、先生の機嫌がが悪かったのか、とにかく理不尽で酷いことをいろいろ言われ、帰ってきた。
もう行くのをやめた。
20日(日)
東京に戻る。
22日(火)
H鍼灸院へ行く。
25日(金)
H鍼灸院へ行く。
29日(火)
H鍼灸院へ行く。
9月の記憶
だいたい1日中、横になっているか、絵を描いて過ごす。パソコンを触ったり、本を読んだりしようとしたがすぐに疲れてしまう。絵を描いて、疲れては横になり休むといった生活を送る。疲れるというのは、脳の電源が切れた様な症状になり何も出来なくなってしまう状態になる。時折、細かな音が妙に気になってしまう。昼間、横になっているが、眠くなり、寝ようとすると、得も言われぬ恐怖心や不安が襲ってきて、眠ることができない。早く夜になって睡眠薬を飲んで寝てしまいたい、と毎日の様に思う。朝が来るのが怖かった。
ある日、学生時代の後輩から、お元気ですか?と、メールが入る。今の状況を少し伝える。すると翌日、別の後輩からメールが入る。その症状、必ず治りますよ。自分も2年ほど前に、パニック障害からうつのようになり、その時は毎日綱渡りの日々で、布団から出られない日もありました。でも、いまはだいぶ回復しています。全回復まではいかないけれど、ゆっくりゆっくりマイペースで日々を過ごすようにしています。今が1番辛い時期かと思って連絡しましたが、必ず良くなりますから、大丈夫ですよ。と、メールをくれた。このメールにとても勇気づけられ、とても励まされた。
9月12日から毎日、Facebookに絵の投稿をはじめた。